先生、イギリス行くってよ。

〜平成生まれ、ゆとり世代の高校教師がUCL・Institute of Educationへ留学する話〜

【3】決意した後の行動

 

侑です。ロンドンは徐々に肌寒くなってきました。アフリカ系移民の方の中にはすでにダウンを着ている方もいらっしゃいます。我々アジア人にとってはコートの時期ですね。

 

就職して、お金を貯める

 

将来的に留学することを決意した大学3年生、葵山侑少年。

 

留学にはお金が必要だから、とりあえず就職してお金を貯めよう、ということになり、就職を考えました。

 

リーマンショックから東日本大震災が立て続けに起きた時期で、未曾有の就職氷河期に直面した我々ゆとり世代。僕の場合、教員採用試験一本だったので民間は一切受けず、結局そのままストレートで高校の先生になることができました。民間にAPPLYしていた友人達は70社以上にエントリーする、という過酷な現実に直面していました・・・。

 

30歳までにやりたい3つのこと

 

お金を貯めるために、一旦就職しよう、と考えた僕。

 

直前の震災も経験し、「人間いつ死ぬか分からない」ということを身をもって感じた冬。

 

僕自身の中で、「やらなければ死んでも死に切れない、今自分が本当にやりたいことからやっていこう」という決意が生まれました。

 

そこで、僕は結婚は30歳以降にと考えているので、30歳を人生の折り返し地点と仮定し、とりあえずはそこまでで絶対にやりたい事を3つに絞りました。

 

① 英語圏への留学

② カリスマ教師になる

③ 独身時代にしかできない、海外のタフな場所への旅行

 

この3つ。

 

そして、この3つを繋げると、

 

・22歳 3月 大学卒業

     4月 カリスマ教師、始動。人生のファーストステージ開幕

     ・

     ・ ⇅教員生活、ぴったり5年間⇅

     ・

・27歳 3月 カリスマ教師、勇退。

     4月 南米へバックパッカー

     ・

     ・ ⇅バックパッカー生活、約5ヶ月⇅

     ・ 

・27際 9月 どこか海外の学校へ入学

     ・

     ・  

     ・

・29歳 9月 どこか海外の学を卒業。30歳以降のプランニング。

     ・

     ・

     ・

・30歳 4月 セカンドステージ開幕公演内容未定。

 

というスケジュールができました。

 

実際、今の僕はほぼこれ通りに人生が進んでいます。

 

このスケジュールから逆算して日々を過ごしていたからなのかな。

 

教員の勤務については、公立学校は初任校は5年で人事異動という規則があり、勝手ながらその時期にかぶせて一旦現場を去ると勤務開始前から決めていました。

 

5年あれば、500万くらい貯金できるやろ。留学資金、十分や。ちょうどええな。

 

 

とかも考えてました。なめてましたね・・・。

こんな感じで社会人生活をスタートさせました。

次回はここから開発学を専攻しようと思うに至るまでの経緯を書こうと思います。